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結婚相談所に入会する前にやること|書類の準備と契約前の確認点

この記事の結論

結婚相談所の入会前にやることは、活動の条件と予算を総額で決めること、独身証明書などの必要書類をそろえること、無料相談で紹介方法と休会や退会の条件を確かめること、契約書面を読んでから署名することの四つです。結婚相手紹介サービスは提供期間が2か月を超え支払額が5万円を超えると特定商取引法の特定継続的役務提供にあたり、契約書面を受け取った日から8日間のクーリング・オフと、その後の中途解約が法律で認められています(出典:消費者庁 特定商取引法ガイド)。必要書類や料金はサービスごとに違うため、最終的な条件は各公式サイトと契約書面で確認してください。

結婚相談所の資料を取り寄せたあと、申し込みの手前で止まってしまう人は少なくありません。何を用意すればいいのか、いくらかかるのか、契約したあとに引き返せるのかが分からないままだと、決め手が見つからないままになります。

入会前の準備は、決めること、そろえること、聞くこと、読むことの四つに分かれます。順に片づけていけば、無料相談の場で判断材料が足りずに持ち帰る、ということが減ります。相談所というサービス自体の全体像から確認したい人は結婚相談所のおすすめ比較と選び方の総合ガイドを先に読んでおくと、この記事の内容が位置づけやすくなります。

入会前に決めておく三つのこと

書類をそろえる前に、自分の側の条件を固めておきます。ここが決まっていないと、無料相談でプランを勧められたときに高いのか妥当なのかを判断できません。

予算は月額ではなく総額で決める

結婚相談所の費用は、入会金、月会費、お見合い料、成婚料の組み合わせで決まります。月会費だけを見て比べると、成婚料の有無で総額が大きく変わることを見落とします。想定する活動期間を決めて、その期間ぶんの月会費に初期費用と成婚料を足した金額を出しておくと、比較の物差しができます。内訳ごとの見方は結婚相談所の費用と料金の仕組みにまとめています。

活動期間の見通しが立たないなら、まず半年ぶんで計算しておく方法があります。半年で決めなければならないという意味ではなく、支出の実感をつかむための基準としてです。

譲れない条件と、そうでない条件を分ける

相談所では、年齢や年収、居住地、喫煙の有無といった条件で相手を検索します。条件が多すぎると該当者が数人まで減り、逆にゆるすぎると紹介が絞れません。入会前に、譲れない条件を三つ程度、あとは相談しながら調整する条件、という形で整理しておくと、無料相談で「その条件に合う会員は何人いますか」と具体的に聞けます。条件の絞り方に迷うときは婚活で理想の条件を見直す順番を参考にしてください。

活動に使える時間を確保しておく

お見合いは土日の日中に組まれることが多く、成立すればその後の交際にも時間が要ります。入会してから予定が合わずに申し込みを見送り続けると、月会費だけが出ていきます。週にどのくらい動けるか、繁忙期はいつかを先に把握し、動きにくい時期があるなら休会制度の有無を確認する材料にします。

そろえておく書類と写真

相談所は、会員の身元を書類で確認したうえで入会を認めています。この仕組みがあるためにマッチングアプリより相手の情報が確かで、そのぶん提出物が多くなります。アプリとの違いを整理したい人は結婚相談所とマッチングアプリの違いもあわせてどうぞ。

書類内容
本人確認書類運転免許証やパスポートなど
独身証明書本籍地のある市区町村が発行する、独身であることの証明
収入証明源泉徴収票や確定申告書の写しなど
学歴証明卒業証明書や卒業証書の写し
資格証明資格を必要とする職業の場合に求められることがある
顔写真プロフィール用。相談所が撮影を手配する場合もある

手間がかかるのは独身証明書です。本籍地の市区町村が発行するため、本籍地が現住所と離れていると郵送での請求になり、往復の日数が加わります。請求の方法や手数料は自治体によって違うので、本籍地の自治体のサイトを見てから動くと二度手間になりません。

写真は、入会後に相談所の提携カメラマンで撮り直す人もいます。それでも、清潔感のある服装で撮った1枚を用意しておくと、無料相談の時点で「この写真ならどう見えるか」を担当者に相談できます。撮り方の考え方は婚活写真とプロフィール写真の選び方にまとめました。自己紹介文も、仕事の内容と休日の過ごし方を数行ずつ書いておけば、入会後の作成が早く進みます。文章の組み立て方はプロフィール例文と書き方が参考になります。

なお、提出を求められる書類の種類はサービスや加盟する連盟によって異なります。ここに挙げたものがすべての相談所で必要になるわけではないため、最終的な一覧は各公式サイトで確認してください。

無料相談で聞いておきたいこと

無料相談は、サービスの説明を聞く場であると同時に、こちらが相談所を見極める場でもあります。聞く項目を決めずに行くと、説明を受けて終わってしまいがちです。

  • 料金の総額:入会金、月会費、お見合い料、成婚料、オプション料のそれぞれと、1年活動した場合の合計
  • 希望条件に合う会員数:自分が挙げた条件で検索すると何人が該当するか。可能なら画面を見せてもらう
  • 紹介の方法と件数:担当者からの紹介と自分からの申し込みの割合、1か月に申し込める上限
  • 担当者の体制:担当は固定か、変更を希望できるか、連絡手段と返信までの目安
  • 休会と退会の条件:休会できる期間と費用、退会の申し出方法、返金の有無
  • 書面をもらえるか:概要書面を持ち帰って読めるか

その場で契約を迫られたと感じたら、判断を保留して構いません。書面を持ち帰って読み、他の相談所の話も聞いてから決めるほうが、条件の違いが見えます。入会後の後悔として語られやすい点は結婚相談所で後悔しやすい点と向き不向きに整理しました。

契約前に確認する法律上の決まり

結婚相談所との契約には、消費者を保護するための決まりがあります。ここを知らないまま署名すると、あとで解約したくなったときに選択肢を自分で狭めてしまいます。

結婚相手紹介サービスは、提供期間が2か月を超え、消費者が支払う金額が5万円を超える場合、特定商取引法の特定継続的役務提供にあたります1。この対象になる契約では、事業者は契約締結前に契約の概要を記した概要書面を、締結後に契約内容を明らかにした契約書面を渡す義務を負います。

契約書面を受け取った日から8日以内であれば、書面または電磁的記録によってクーリング・オフができます。8日を過ぎた後も、将来に向かって中途解約ができます。中途解約のときに事業者が請求できる額には上限があり、役務の提供開始前は3万円、提供開始後は「2万円または契約残額の20パーセントに相当する額のいずれか低い額」に、すでに提供された役務の対価を加えた額とされています1

国民生活センターの消費者トラブルFAQも、結婚相手紹介所について、書面の受領から8日以内ならクーリング・オフができ、その期間を過ぎた場合も解約料を支払うことで中途解約ができると案内しています2

これらは法律で定められた最低限の枠であって、実際の解約料や返金の計算は契約内容によって変わります。署名の前に、契約書面の解約条項と、途中でやめた場合にいくら戻るのかを担当者に確認しておくと、認識のズレを防げます。相談所は出会いの機会とサポートを提供するサービスであり、結婚そのものを約束するものではない、という前提も押さえておきたいところです。

契約や解約の条件で困ったときは、消費者ホットライン「188」で最寄りの消費生活センターに相談できます。

目的別に相談所を選ぶ

準備が整ったら、どのタイプの相談所に話を聞くかを決めます。ここでは入会前の段階で使いやすい三つの方向を挙げます。

まだ候補を絞れていないなら、複数のサービスをまとめて比べるところから始める方法があります。

無料診断・比較

結婚相談所比較ネット

★★★★☆ 4.3

※評価はマッチLABO編集部による独自評価です。

  • 自分に合う結婚相談所の無料体験サービスを診断できる
  • 1社に絞る前に、複数の相談所を比べておきたい人に向いている
  • 診断の内容や対応するサービスは公式サイトで確認
【結婚相談所比較ネット】 ※公式サイトへ移動します

来店の時間を取りにくい人や、費用を抑えて始めたい人には、オンラインで完結する仲人型が選択肢になります。

オンライン仲人型

ウェルスマ

★★★★☆ 4.2

※評価はマッチLABO編集部による独自評価です。

  • オンラインで進める仲人型の結婚相談所で、担当者のサポートを受けながら活動できる
  • 店舗に通う時間を取りにくい人に向いている
  • 料金プランとサポートの範囲は公式サイトで確認
結婚相談所ウェルスマ ※公式サイトへ移動します

対面で説明を受けて、料金とサポート内容を書面で確かめたい人は、大手に資料請求して比べる進め方もあります。

サポート重視・大手

パートナーエージェント

★★★★☆ 4.5

※評価はマッチLABO編集部による独自評価です。

  • 専任のコンシェルジュが相手探しからお見合いの調整まで伴走する大手の結婚相談所
  • 資料請求や無料相談で、料金プランとサポート内容を確認できる
  • 入会条件や対応エリアは公式サイトで確認
結婚相談のパートナーエージェント ※公式サイトへ移動します

オンライン型をもっと詳しく比べたい人はオンライン結婚相談所のおすすめ比較に、料金とサポートの見方をまとめています。

よくある質問

無料相談は何社くらい受ければいいですか?

決まった数はありませんが、2社から3社の話を聞くと、料金とサポートの相場感がつかめます。1社だけだと提示された条件が高いのか安いのかを判断しにくく、5社を超えると比較の軸がぶれやすくなります。聞く項目を同じにしておくと、あとで並べて比べられます。

入会したらすぐに相手を紹介してもらえますか?

書類の確認とプロフィールの作成が終わってから活動が始まるため、申し込みから実際に紹介を受けるまでには数日から数週間かかることがあります。所要日数はサービスによって違うので、急ぎたい事情があるなら無料相談の時点で確認しておくとよいでしょう。

婚活を始める前に貯金はいくら必要ですか?

一律の目安はありません。初期費用と数か月ぶんの月会費に、お見合い時の交際費や身だしなみの費用を加えた額を先に見積もっておくと、活動中に資金が尽きて中断する事態を避けやすくなります。金額はサービスによって幅があるため、各公式サイトの料金表で確認してください。

準備を先に済ませておくと、無料相談が「説明を聞く場」から「条件を確かめる場」に変わります。予算を総額で出し、譲れない条件を三つに絞り、独身証明書の取り方を調べ、契約書面の解約条項を読む。この四つを済ませてから申し込めば、入会後に想定と違ったと感じる場面は減らせます。

参考資料

Footnotes

  1. 消費者庁「特定商取引法ガイド:特定継続的役務提供」(2026年7月30日確認)。結婚相手紹介サービスは、提供期間が2か月を超え、支払う金額が5万円を超える場合に対象となる。 2

  2. 国民生活センター「消費者トラブルFAQ:【結婚相手紹介所】登録した。解約したい。」(2026年7月30日確認)。